Twitterでやたら評判が良かった「シン・ゴジラ」を見に行ってきた。うわーすごいなーって感じで終始圧倒されていたわけだけど、色々考えが湧き出てくるので、まとめてみることにした。怪獣映画は最後にいつ見たかよくわからないくらい見てなくてエヴァンゲリオンは漫画・旧劇・新劇を全部見たくらいの人間なのでオマージュや他映画との関連の話はしない。あくまで映画のストーリーの進み方(というか主人公たちのタスクフォース)に絞って話をする。 「新・ゴジラは会議映画だ!」みたいなことがよく言われるけど、この映画は「組織」の映画だなと感じた。もっと言うと、「シン・ゴジラ」は、「現代の日本に初めてゴジラが現れたらどう対処するのか」というifをシミュレーションした空想SF作品だ。そしたらやっぱ対応するのは政府だし、まずは駆逐か捕獲か見極めるべきだし……とか「きっとこうなるだろうな」という意思決定プロセスが進行していく