「米ツイッターは文明の未来にとって極めて重要だ」というイーロン・マスク氏の主張が正しいとすれば、私たちの未来は明るいとは言えないようだ。アクセス障害が増え、広告収入が激減し、わずか4カ月前には7500人以上いた社員は追加解雇を繰り返して今や2000人にまで減った。世界一の富豪にもなったマスク氏は2022年10月にツイッターを買収した際、買収の動機は金もうけではなく「人類を救う」ためだと説明した
くるりが田中宗一郎と語り合う、音楽作家として迎えた確かな変化 ポップと実験を往来してきた特異なアティテュードの変遷 くるりの新作『愛の太陽 EP』が3月1日にリリースされた。映画やドラマのタイアップ曲を中心に、歌に重点を置いた6曲がパッケージされた同作は、岸田繁(Vo/Gt)曰く「全曲普通にいい曲よね」と思える楽曲がEPになるという、くるりとしては珍しいリリース形態。そんな作品性ゆえ、“聴き手に寄り添うくるり”と、“実験精神に溢れたくるり”という二面性に今一度思いを馳せたくなると同時に、特にこの10年のくるりのディスコグラフィと並べて聴いても違った感触を得られるEPと言えるだろう。 今回リアルサウンドでは、くるりの岸田、佐藤征史(Ba)と、初期から彼らの作品を追ってきた音楽評論家・田中宗一郎の鼎談をセッティング。アルバム『天才の愛』(2021年)を経て今作に繋がるモードを紐解いていくうちに
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