北野武監督(62)の次回作が待望のバイオレンス映画(タイトル未定)になることが13日、分かった。すでに8月23日にクランクインし、年内完成を目指して撮影中という。北野監督が現代ヤクザを主人公とした映画を手掛けるのは01年公開の「BROTHER」以来9年ぶり。主演はビートたけし、共演に三浦友和(57)、椎名桔平(45)、加瀬亮(34)ら、北野作品初登場の豪華な俳優陣が顔をそろえる。2010年に公開。 ◇ ◇ 9年ぶりに封印を解く。北野監督が第15回監督作品で得意のバイオレンス映画に回帰する。 タイトルは未定だが、すでに8月23日にクランクイン。内容はヤクザの世界で男たちが生き残りをかけて、裏切りや駆け引きなど、激しい権力闘争を繰り広げるというまさにバイオレンス・アクションだ。 もともと北野映画を世界に広めたのがバイオレンス作品。89年の監督デビュー作が一匹狼の暴力刑事を主人公にした