先日のエントリーの続きになりますが、10月27日のFTに、イギリスの著名エコノミストであるJohn Kay氏が、「Too Big To Fail is Too Dumb an Idea to Keep(『大きすぎて潰せない』は馬鹿げている)」というコラムを書いていました。彼のコラムは、先日紹介した英中銀やイギリスの規制当局の主張を支持する内容で、金融機関の経営ミスを厳しく批判していますが、結論がなかなか興味深かったので、簡単に紹介してみます。 (以下、本文の抄訳) Too Big To Fail is Too Dumb To Keep Financial Times – John Kay > 金融危機が、規制当局の手落ちで発生したと言う人がいるが、それは、犯罪自体の発生の原因を、警察の怠惰の責任に帰しているに等しい。 > 金融危機を防ぐために、規制当局が国内外で協調して対処することが必要だ
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