カナダ・オンタリオ州クイーンズ大学で行われたFPSゲームのディスカッションは予想通り、ゲームの暴力性へと話題を移した。 暴力性の高いゲームには没入感があると言われているが、果たして「没入感」とは一体何を意味しているのだろうか? 学生は没入感には「感情的なもの」と「想像」の両要素があると指摘したが、彼らにとって重要なのは「現実からの逃避と自由」という感覚が得られることなのだという。 ゲームの暴力性に否定的な向きは、ゲームをすると暴力的になると信じている。なぜなら、プレイヤーはゲームの世界の暴力を現実世界でも行おうとするはずだ考える人が多いからだ。 例えば、アメリカ・ケンタッキー州のマット・ベヴィン知事は最近このような発言をしている。 私は合衆国憲法修正第1条と表現の自由の信奉者だが、どぎつすぎて暴力に関連していることがある……これらにパブリックドメインに対する利点などなく、若い人々の心と手と