新型コロナウイルスの感染拡大で撮影休止中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)が、当初の予定通り全44話で放送する方向であることが19日、分かった。放送は6月7日の21話をもって一時休止。放送再開は8月下旬となる予定で、最終回が来年になることは決定的だ。視聴者の期待に応えるためにも、制作陣は越年覚悟で撮影再開を準備している。 【写真】川口春奈 「麒麟がくる」の反響を実感 収録は4月1日から休止中。再開については、緊急事態宣言が今月末に解除されることを前提に、早くても6月末になる予定。出演者からは「安全を期した上で撮影に万全の態勢で臨みたい」との声も上がっており、6月末から7月初旬の撮影に向けてロケ地などの調整に入る。 「このスケジュールでは撮り切れず年内で終わることは不可能。戦国時代ではないですけど、現場も戦乱のような目まぐるしい忙しさになるでしょうね」(スタッフ)。ただ、視聴