2012年3月22日のブックマーク (2件)

  • エレクトロニクス復活の条件:日経ビジネスオンライン

    太陽電池メーカーの取材で、3月上旬に中国を訪れた。取材結果は間もなく「日経ビジネス」に掲載予定だが、その一端を紹介したい。 上海からクルマで3時間の距離に位置する江蘇省揚州市の経済開発区に、中国のサンテックパワーとJAソーラーの太陽電池工場があった。両社は太陽電池のキーデバイスであるセルで、世界シェア1位、2位を占めている。 以前、太陽電池市場はシャープや京セラなど日勢が大きなシェアを握っていた。日には30年以上の技術蓄積があり、中国勢に追いつかれることなど考えられなかった。だが、2000年半ばに突如として中国勢が台頭、日勢のシェアは50%を割り込み、後は下落の一途だ。 なぜ短期間で追いつかれたのか。 日欧の製造装置が中国勢の原動力 セルの製造装置メーカーを通じて技術が流出したことが一要因だ。日の太陽電池メーカーが製造装置メーカーとともに開発した機材を、中国勢は導入している。江蘇省

    エレクトロニクス復活の条件:日経ビジネスオンライン
  • 買収された欧米企業が日本の本社に対して持つ強烈な不満:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 「投資家というのは怪しからん。企業では、顧客に向けた価値や従業員に対する価値こそ重要なのに、企業の価値はキャッシュフローだなどと言う。だからあいつらは嫌なんだ」―――ちょっと古いタイプの社長などには、よくこういう方がいる。この言葉、半分正しくて、半分間違っている。 「企業の価値」には二種類ある。企業において、顧客や従業員など利害関係者に向けた価値はもちろん重要である。企業とは、言わずと知れた“Company“=Com(ともに)+Panis(料としてのパン)、すなわち「をともにする仲間」である。何か”これ“と思う大事なことをやるために志を同じくする人々が集まり、この夢を未来永劫希求していきたいといえる何かを持ち、それを関係する人々へと伝え、巻き込み、進んでいく組織体である。 何もやりたいことがなければそもそも組織など作る必要はないわけだから、企業が希求し提供していきたい

    買収された欧米企業が日本の本社に対して持つ強烈な不満:日経ビジネスオンライン