正則アラビア語とエジプト口語がごちゃまぜ 2つ目の動画はエジプト国営衛星放送のインタビューで、エジプトを訪問しシーシー大統領(2014年6月就任)に会うときのものである。 小池氏は「えー、去年、私はカイロに来ました。シーシー大臣にお会いする素晴らしい機会がありました。面会は、とっても、とってもよいものでした」「大統領は、教育やセキュリティの分野における、日本とエジプトの関係に関心を持っていると聞きました。私はシーシー大統領の日本訪問が2国間の関係を強化し、早めることを期待します」というようなことを、最初の動画以上に、つっかえつっかえ話している。 シーシー大統領(写真右)と会談する小池氏(通訳を介して日本語で会話) ©時事通信社 この種のテレビ・インタビューは正則アラビア語で話すのが当たり前で、キャスターも一貫して正則アラビア語で話している。しかし、小池氏の発言は正則アラビア語とエジプト口語