狙って作った「おバカゲー」は、外すことが多いように感じる。制作者の狙いが透けて見えた瞬間、プレイの熱が冷めてしまうからだ。 が、この『キンニクエスト 筋肉と筋肉と筋肉と呪われし筋肉』はかなりキてる。 自ら「人類には早すぎるRPG」を名乗っているが……うん、早すぎるというか、これが人類に適合する日はこないわ。 まずは騙されたと思って動画を見てほしい。 …突っ込みが追いつかない。まず、ストーリーからしてひどい（最高の意）。 筋肉をむりやり増強する禁断の秘薬「ステロイD」。 世界は「ドーピング卿」によって、作られた筋肉で支配されようとしていた。 混沌とした世界を救うべく立ち上がった勇者、その名は…えっ、「大胸筋」！？ 人類には早すぎるRPG、抱腹絶倒の旅がいま、はじまる…！ ゲームの特徴は以下の通り。 【一】筋肉が意思を持つ、狂気を感じるほどにシュール＆コミカルな世界観！ 【二】筋肉同士がくっつ