「店じまい」という看板を掲げながら30年にわたって営業を続けてきた大阪・北区の靴の販売店が、店主の体調不良を理由に「本当に閉店する」と宣言し、20日、閉店のセレモニーが行われました。 大阪名所の一つにも数えられるほど有名になりましたが、店主の体調不良を理由に「本当に閉店することを決めた」と宣言し、20日、閉店のセレモニーが行われました。 午後3時に営業が終了すると、店先には「ほんとうに閉店しました」と書かれた手作りの垂れ幕が掲げられ、店主の竹部浅夫さん(74)に花束が贈られました。 竹部さんは「ほんまにありがとう」と涙を流していました。集まった記者団から「本当にやめるんですか」と聞かれると、竹部さんは、「今度は本当です」と答えていました。 店には、本当に閉店するのかどうか確認する人も含めて大勢の人たちが訪れ、「ニュースで閉店を知り、靴を買いに来ました。大阪らしい店だったので残念です」と惜し