(写真上から)<br>日本では赤+グリーンのクリスマスカラーが印象的だった村上春樹さんの『ノルウェイの森』。英語版ではシャープなモノトーンの表紙に。<br>こちらも同じく村上春樹さんの『国境の南、太陽の西』。<br>よしもとばななさんのフランス語版『キッチン』。土鍋と一升瓶が印象的!<br>三島由紀夫『仮面の告白』。これは本人の写真が表紙に。他に、ハラキリなどショッキングなビジュアルが使われたものもありました 洋書店などへいくと、外国人向けに翻訳された日本の小説がいろいろ置いてあって興味深い。日本で出ているものとはまったく違う装丁のものも多く、「日本で出ているものよりカッコいいかも!?」というものもあれば、逆に「なんか……イメージが違う……」というものも。 今日はそんな中から印象的だったものをいくつかご紹介したいと思う。 まず、どこの洋書店にいってもイチ押し!! というほど人気なのが村上春