Scala CLIにはJava Microbenchmark Harness (JMH)を使ったベンチマークを取るための機能がある。JMHでは、いくつかのアノテーションをつけてプログラムを起動することで、自動的にパラメータを調整したベンチマークを実行してくれる。ベンチマークはメソッド単位の小規模(Microbenchmarkの名前はここに由来する)で行なわれ、スループットなどを計算してくれる。 github.com この記事では、JMHを利用したベンチマーク作成の初歩と、これをScala CLIで実行する方法について説明する。 Scala CLI 今回利用したScala CLIのバージョンは以下の通り。 % scala-cli version Scala CLI version: 1.0.4 Scala version (default): 3.3.0 Scala CLIがインストールされ
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