「ユーザーがどのように変化していくかを学びながら、検索サービスを展開していく」――米Googleの検索事業責任者マリッサ・メイヤー副社長が6月15日、都内で会見し、検索の方向性について語った。 Googleの調査によると、世界のオンラインコンテンツの合計容量は、5年前は5エクサバイトだったが、現在は281エクサバイトと50倍以上に増加。ユーザーが発信する動画や静止画、テキストなどのコンテンツの1日当たりのデータ量も3年前に比べ15倍になった。検索結果の約20%は、最近3カ月に更新されたものだという。 コンテンツの種類・量とも増えたことで検索の課題も増え、「検索サービスも進歩が必要になった」とメイヤー副社長は述べる。 同社が重点的に取り組んでいる課題は、(1)ユーザーが検索キーワードを考えたり入力する労力を減らす、(2)検索結果をパーソナライズする、(3)ユーザーに検索のプロになってもらうの
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