現在開催中のオンラインゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2022」。そこで「資料を資産へ、スクウェア・エニックスにおけるゲーム開発資料発掘プロジェクト」という過去のゲーム開発資料の発掘と総管理を目指す社内プロジェクト「SAVE」についての講演が行われた。 ゲーム開発資料保存のワークフロー、注意するべき細部、作業現場における課題とその解決方法、テープやディスク、フィルムなど多岐に渡るメディアからのデータ吸出しとその注意点についての知見が共有された。 講演者は株式会社スクウェア・エニックスから三宅 陽一郎さん、株式会社スクウェア・エニックス・ビジネスサポートから小林 一弘さん、松永 圭一郎さん、阿部 拓人さん。本記事ではこの講演のレポートをしていく。 文/tnhr SAVE PROJECTについて 最初に三宅さんが、「SAVE」とは何かについて解説。「SAVE」はスクウェア・エニック