「ミウラ折り」の始めは1970年のIASSシンポジュウムでの東京大学・宇宙科学研究所教授・三浦公亮氏の論文発表です。 その後、折り畳み構造の「ミウラ折り」(miura-ori)は、太陽系探査衛星「はるか」や「スペースシャトル」の「ソーラパネル」、「宇宙構造物」として宇宙空間に多数投入されたばかりでなく、近未来では「ソーラヨット」(太陽帆船)までも計画されています。 優れた特性の「ミウラ折り」は、紙シート、特に地図(マップ)の折り畳みにも取り上げられ、試みられてきましたが、これらの手法は1度作った折り目を再び折り返す伝統的な「折り紙」手法なので、本来的な ‘折り’ 特性の一部を放棄することになり、量産化や製作コストに問題がありました。 弊社は、発案者である三浦公亮氏から商標を譲り受け、同氏の同意により商標権を確立すると同時的に、“マスター・プレート” を用いた独自の「ミウラ折り」製法の開発成