これまで日本で投入してきたXperiaシリーズ「Xperia SO-01B」とXperia arc SO-01Cのベースはグローバルモデル。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信といった日本向けの機能は搭載しなかったが、「非常に好評いただきました。Xperiaにはスマートフォンという意識はありませんでしたが、スマートフォンのマーケットをけん引できたと自負しています」と商品企画の安達氏は振り返る。ただ、SO-01B発売後に日本向け機能に対する要望も多く挙がっていたので、1年後にユーザー層が拡大することを見据えて、arcと並行してacroの開発にも着手したという。 「1人でも多くの方にXperiaの世界観、Androidが持つWebとの親和性を体感いただけるよう、日本向けの機能を付加しました。arcとacro、どちらが優れているという考えは根本的にはありません。お客様が求めている機能に応じてa