OracleとGoogleの間では、2011年からJavaの実装に関連した訴訟が行われている。5月に米連邦巡回控訴裁判所はJava APIは著作権によって保護されているとする判決を下した。それに対しGoogleは米国時間10月8日、この判決を覆すために連邦最高裁に上訴を申し立てた。Google側はAPIは互換性のあるプログラムを書くために必要であるため、著作権で保護されるべきでないとの主張だ(Reuters、PCWorld、ZDNet Japan、Slashdot)。 下級裁判所はGoogle側に同意したが、控訴裁判所は、APIは保護に値する創造的な作品であるとしてOracle側の主張に沿った判断を下している。現在のところ、この訴訟は宙に浮いている状態だ。最高裁からの答弁書が出るのは、早くても11月7日になるとのこと。