先週Facebookがネイティブ化したiOS用のFacebookアプリをリリースした。外観に大きな変化はないが、中身は前バージョンからまったくの別物になった。従来のFacebookアプリはHTML5アプリをiOSアプリのように仕立てたハイブリッド・アプリだった。乱暴に言えばHTML5コードを走らせるFacebook専用ブラウザのようなアプリで、デバイスやプラットフォームを越えた互換性が高く、アプリ自体をアップデートしなくてもサービスの機能追加を反映させられる。Web企業であるFacebookらしいアプリと言える。 しかし、最近は「起動が遅い」「動作がぎこちない」という、ユーザーからの批判的な意見に直面していた。実際Facebookアプリを使っていると、そのぎこちない動作から「Facebookはやはりデスクトップ時代のWeb企業」という印象を抱いてしまうほど。それでは「モバイル重視」の姿勢と
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