米ニューヨーク市のベンチャー集積地「シリコンアレー」に熱気が戻ってきた。10年前のインターネットバブルで盛り上がったが、その崩壊によってほぼ壊滅したと見られていた。ところが、ソーシャルネットワーク(SNS)の普及やメディアのデジタル革命という環境変化にチャンスを見いだした起業家が続々と再集結しつつある。バブルの再来なのか、あるいはデジタル革命の起爆剤なのか。新世紀シリコンアレーに集まるデジタル革命の群像に迫る。 第3回目は、ボクシー(Boxee)のアブナー・ローネンCEO(最高経営責任者)。同社は、映画やテレビ番組、音楽などを大画面テレビやパソコン、携帯電話などで簡単にネット視聴できるようにするコンテンツ管理ソフトウエアを開発している。映画・テレビ業界での経験はほとんどなし。既存勢力の反発を買いながらも、「テレビの視聴方法を大きく変える」という信念で突進中だ。 (聞き手は、水野 博泰=ニュ
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