UNIX系OS向けの印刷システム「CUPS(Common Unix Printing System)」プロジェクトは10月1日、最新版となる「CUPS 2.0」をリリースした。systemd対応のほか、セキュリティ関連機能の強化などが特徴となる。 CUPSはMac OS XやLinuxなどUNIX系OSで広く採用されている印刷システム。LPD(Line Printer Daemon)やInternet Printing Protocol(IPP)といったプロトコルに対応し、プリントジョブの管理やローカルおよびネットワークにあるプリンタでの印刷機能を提供する。2007年に米Appleがメイン開発者Michael Sweet氏を起用しCUPSのソースコードを購入、それ以来Appleの下でプロジェクトが運営されている。 CUPS 2.0は、2013年10月に公開されたCUPS 1.7以来のメジャ