IBMが「COBOL for z/OS」の新バージョン発表、クラウドやモバイル対応を支援:COBOL資産を「現代化」 米IBMは5月17日、メインフレーム「System z」向けのコンパイラ「IBM Enterprise COBOL for z/OS」の新バージョンを発表した。COBOLを使ったビジネスクリティカルアプリケーションをWebやクラウド、モバイルなど現代のインフラに対応させ、シームレスかつ効率的なサービス拡張を支援する。 IBMによると、現在でも新しいエンタープライズアプリケーション機能のほぼ15%はCOBOLで書かれており、ATMの取引や旅行予約、保険金の請求など日常生活の多くの場面でCOBOLが使われている。金融や小売りなどの業界全体で使われているCOBOLコードは2000億行に上るという。 こうした現状の中で、パフォーマンス向上と主要アプリケーションの現代化、生産性向上の
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