江戸博はなぜiMacやメイド服を展示するのか? 常設展「現代の東京」から見える博物館の意義六本木や上野をはじめ、東京には美術館・博物館が密集するエリアが多い。そのなかで、最近勢いを増しているのが両国だ。その両国のなかでも、突出して巨大で、なおかつ多くの人々を集めているのが江戸東京博物館。約260年の江戸の歴史、そして約150年の東京の歴史と文化を網羅した博物館だ。今回は、その江戸博のなかで展示されている「現代の東京」にフォーカスしたい。 文=浦島茂世 常設展「現代の東京」展示風景 両国を、東京を代表する巨大な博物館 両国にある美術館・博物館は、バラエティに富んでいることでも知られている。錦絵や番付、化粧廻しなど相撲に関する資料が充実した両国国技館内の相撲博物館、関東大震災にまつわる資料や徳永柳洲や有島生馬の大型絵画などを展示する都立横網町公園内の東京都復興記念館、携帯電話の歴史を学ぶことが
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