Red Hat で Solution Architect として OpenJDK を担当している伊藤ちひろ(@chiroito)です。 この記事は、Red Hat Developerのブログ記事、Shenandoah garbage collection in OpenJDK 16: Concurrent reference processing | Red Hat Developer の翻訳記事です。 OpenJDKにおけるShenandoahガベージコレクション (GC) プロジェクトの主の動機は、ガベージコレクションの停止時間を短縮することでした。参照処理は、伝統的にGCの停止の主な原因の1つでした。この関係はほぼ一次式です。つまり、アプリケーションがより多くの参照を処理すればするほど、ガベージコレクションの停止と遅延への影響は大きくなります。ここで重要なのは「処理」、つまりGCサイ
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