家にお金がないから、という理由だけで学校にいけない子どもが世界には8億人いると言われている。そのような子どもたちに、教育の機会を与え、社会的、経済的自立を支援し、貧困からの脱却を目指すNPOがRoom to Read(ルームトゥリード)だ。「子どもの教育から世界が変わる」と掲げる同団体は、たった一人のビジネスマンのアイディアからはじまった。キャリヤや高年収、恋人、裕福な暮らしを手放してまでも、途上国に図書館や学校を作ろうと決意し、Room to Readを立ち上げ、「マイクロソフトでは出逢えなかった天職」(原題:Leaving Microsoft To Change the World)の著者、ジョン・ウッドに話を聞いた。その様子を全2回のインタビューでお届けする。 全ての写真のコピーライトは、Room to Readに帰属します。 「読まなくなった本をネパールの小学校に寄付してください」
![マイクロソフトを辞めて1000万人の子どもたちに学びの場を作る男の話](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e32862d9d8f8bec076fce3035c1c4788fd2f4885/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgreenz.jp%2Fmain%2Fwp-content%2Fuploads%2F2008%2F01%2F51ajkfc0awl_ss500_.jpg)