米GoogleでAndroidセキュリティ担当リードエンジニアを務めるエイドリアン・ラドウィッグ氏は1月24日(現地時間)、旧バージョンのAndroidについて、同社が脆弱性を修正するパッチの提供を打ち切ったという情報について説明した。この情報は12日、Rapid7の研究者であるトッド・ビアズリー氏がブログで伝えたものだ。 ビアズリー氏は、Googleに4.4よりも前のバージョンのWebViewの脆弱性を報告したところ、Googleのインシデント対応担当者からメールで「もし影響を受けるのが4.4(コードネーム:KitKat)よりも前のバージョンであれば、我々は一般的に、自らパッチを開発しない。4.4より前のバージョンに影響する報告で、パッチを伴わないものについては、OEMに通知する以外の対応はできない」という返事を受けたという。 Google自身が公開している統計によると、1月5日の時点で
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