モノが生命を宿すとき。MITの石井教授が手がけるイノヴェーションの神髄2014.07.15 23:00 生きてるみたい。 先週開催されたMIT Media Lab @ Tokyo、ここでは副所長を務める石井教授が手がけた「TRANSFORM」の神髄が語られました。 「TRANSFORM」は1000本以上のピンからなる3つのダイナミック・シェープ・ディスプレイで構成されており、内蔵されたセンサーに知覚された人の動きをリアルタイムに表現します。上下に動くピンの舞は風・水・砂やエッシャーの永久運動からインスピレーションを受けているんだそう。 かすかに聞こえるピンの動作音がとてもフィジカルで、一方センサーや完璧にプログラムされたデジタル。この相反する2つの事象に思いをはせると、まるで新たな生物を目の当たりにしているような気持ちになります。 この作品のもとになったは、遠隔地にある腕の情報をリアルタイ