今日はAmazonの本業であるeコマース(EC)の話を書いてみたいと思います。 Amazonといえば、クラウド市場を開拓したり、最近ではスマートスピーカーという新しい市場を開拓したりという具合に、新しい発明を次々と行なっていく企業というイメージがありますが、本業のEC事業は一体、現在どのような位置付けになっているのでしょうか。 2017年第3四半期の3ヶ月間での数字ですが、小売全体では$1.269T(約126兆9,000億円)という市場規模です。前年同期比で見ると+4%で成長しているのがアメリカの小売市場になります。 一方でアメリカのECを見てみると、同じく3ヶ月間の数字で$107B(約10兆7,000億円)という市場規模があり、年間成長率は+15.5%となっています。 ECが小売全体に占める割合、EC化率を見てみると、約8.4%となっていますが、上の数字を見れば分かる通り、ECの方が成長
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