新たに発見された化石から、フェボダスという古代のサメは現代のサメであるラブカと同様、ウナギのような体を持っていたことがわかった。写真はポルトガル沖で撮影されたラブカ。(PHOTOGRAPH BY PAULO OLIVERIA, ALAMY STOCK PHOTO) サメの歯は世界中で最もよく見つかる化石の一つだ。しかし、軟骨魚類であるサメの骨格は、めったに出てこない。かつて栄華を極めたにもかかわらず、初期のサメの多くは外見すらわかっていないのだ。 そんな古代サメの複数の頭骨とほぼ完全な骨格が、モロッコ東部の山地で発見された。10月2日付けで学術誌「英国王立協会紀要B(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された論文によると、今回見つかった古代サメ化石は、フェボダス(Phoebodus)属の2種のものという。 フェボダス属については3本の歯が知られてい

