岡田克也外相は7日の衆院外務委員会で、日韓両国が領有権を主張している竹島(島根県)に関し、日韓関係への配慮から、韓国が不法占拠しているとの答弁を避けていることを明らかにした。 岡田氏は「不必要な摩擦を招かないようにしたい。その言葉は使わないと心に決めて(韓国と)交渉している」などと説明。「不法占拠」と明記した政府見解との整合性については「従来の考え方に変わりはない。認識の問題ではなく、表現の問題だ」と述べた。
痴漢防止のためJR埼京線の一部車両に試験的に設置された防犯カメラについて、JR東日本は5日、一定の効果があったとして、同線を走る他の列車30本すべてに設置を拡大すると発表した。 直通運転がある東京臨海高速鉄道りんかい線にも設置される。 JR東は昨年12月以降、埼京線の列車2本(各10両編成)の車両1両ずつに計6台のカメラを設置した。他の列車については、今年6月から順次、上り線最後尾となる車両1両ずつの天井にカメラ4台を取り付ける。 警視庁によると、昨年都内で届け出のあった電車内での痴漢被害は、同線が全路線で最多の173件(月平均約14・4件)だったが、今年1、2月は計15件(月平均7・5件)とほぼ半減した。また、JR東が先月、15〜69歳の首都圏の鉄道利用者(男女)を対象にインターネット調査を実施したところ、回答した1032人のうち、電車内へのカメラ設置への賛成が89%だった。「プライバシ
大阪府内の知的障害児施設と児童養護施設で、職員らによる児童への身体的・性的虐待があったとして、府は7日、両施設に再発防止策の徹底を指導したと発表した。 府福祉部によると、昨年9月8日、社会福祉法人が運営する知的障害児施設で実習をした短大生が指導教授を通じ、府中央子ども家庭センター(寝屋川市)に「施設職員が子どもをたたくなど体罰をしている」と通報。府が今年2月まで職員から聞き取り調査した。その結果、障害がある5〜22歳の21人が被害を受けていたことがわかった。 男性指導員5人と女性保育士8人の計13人が、児童同士がけんかをしていた際などに頭をたたいた▽職員と子どもがけんかのようになり、顔を平手でたたいた▽児童の服をつかんでひきずったり、馬乗りやはがいじめにしたりした▽動かなくなった子どもに「早く立たんか」といって歩かせた――などの虐待を日常的に繰り返していた。けがをした児童はいないという
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く