最近では『天井の蛍光灯と一体となっている防犯カメラ』を搭載した車両も登場。 従来の蛍光灯と同等の長さの中に、少し短めの蛍光灯、そして端の黒い部分に防犯カメラなどを内蔵。既存の蛍光灯と交換する形で取り付けることが可能なため、既存車両や、新型車両へのさらなる台数強化に対して新規に埋め込み工事をしなくても防犯カメラが取り付けられることが鉄道事業者にとっては大きなメリットとなります。 東急が採用しているのは「IoTube」 東急では、鉄道業界として初となる4Gデータ通信機能を備えた蛍光灯型LED一体型の防犯カメラ「IoTube」を2019年、まず大井町線の一部車両で試験導入しました。 「IoTube」はソフトバンク4G回線を内蔵しているため事務所などの遠隔地から記録映像を確認することが可能になり、車両内トラブルの発生時における対応の迅速化が期待できます。