先週日曜日(2014年9月28日(日))夜、私はCNNが伝える香港の状況(民主的普通選挙を要求するデモ隊への警官隊の催涙弾の使用など)を見て、「これは大変なことだ」と感じ、9月29日(月)以降の世界の株式市場は大暴落するだろうと思いました。 ところが、9月29日(月)の東京株式市場は、前週末比で若干値を上げて終えました。29日(月)のヨーロッパとアメリカの株式市場が香港情勢を心配して値を下げて帰って来たことを受けて、東京市場では30日(火)以降、株価が下がりました。 今、世界には様々な地政学リスクがあり(エボラ出血熱患者がアメリカでも発生したことを含む)、香港情勢だけが世界の株式市場を動かしているわけではありませんが、29日(月)の東京の株式市場の動きを見て、私は「日本の関係者は香港情勢に対する認識が甘過ぎる」と思いました。 「雨傘革命」と呼ばれている現在の香港でデモを行っている人々が求め