本と社会に関するtatakiのブックマーク (4)

  • 『明かしえぬ共同体』 - Arisanのノート

    このの原書がフランスで出版されたのは83年だそうだが、ちなみにこの年日では吉隆明の『「反核」異論』が出版されている。 明かしえぬ共同体 (ちくま学芸文庫) 作者: モーリスブランショ,Maurice Blanchot,西谷修出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/06/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (46件) を見る 文は二部構成になっていて、共に著者のブランショと深いつながりのあった、バタイユとマルグリット・デュラスをめぐって「共同体」というテーマが語られていく。 ブランショは、ジャン=リュック・ナンシーにおける「共同体」の概念(「無為の共同体」)を、次のように要約しているが、これはブランショ自身の「共同体」論と重なるものだ。 社会的な小単位と違って、共同体は何らかの営みをなすことをおのれに禁じており、いかなる生産的価値をも目的

    『明かしえぬ共同体』 - Arisanのノート
    tataki
    tataki 2011/06/27
    読むべき本用メモ
  • SYNODOS JOURNAL : 「結婚・仕事を持つこと」の敷居を下げよ〜「孤族の国」を考える(1) 筒井淳也

    2011/1/247:0 「結婚仕事を持つこと」の敷居を下げよ〜「孤族の国」を考える(1) 筒井淳也 「社会保障」とは何よりも、人生の様々なリスクに物質的に対処するための社会的仕組みである。しかしそれは、同時に人々の心を困窮から救い出す仕組みでもある。というのは、家族(配偶者や子ども)がいること、安定した仕事があることと、自尊心・精神的な安定を保つことができていることとは、強く結びついているからだ。 家族や仕事はそれ自体深刻なストレスをもたらすこともあるが、多くの人は、それでも家族や仕事が全くない状態の怖さを知っているから、その強いストレスに耐えているのだろう。かんじんなのは、そうした「しがらみ」を失って「自由」になり、しかし結果として孤独な死を迎えることになった人々が抱えていた問題と、ストレスに耐えながらも家族や仕事にしがみついている人々の問題は、基的に同じであるということを認識する

    tataki
    tataki 2011/01/25
    こういう風通しのいい孤族論待ってました。この人の著書はいつか必ず読もう。
  •  3冊の『思想地図』 - 西東京日記 IN はてな

    出たばかりだけど『思想地図β』、面白いです。 巻頭の猪瀬直樹+村上隆+東浩紀の「非実在少年」をめぐる対談も熱いですし、その他の特集も非常に力が入っているのですが、一番面白かったのは「ショピングモーライゼーション」というショッピングモール特集。そして、その中でも東浩紀+北田暁大+速水健朗+南後由和の座談会の東浩紀と北田暁大の対立が非常に面白いし、考えさせられた! もともと『思想地図』という雑誌はという東浩紀と北田暁大の二人で始めた雑誌でNHK出版から出ていました。ただ、メンツの割にいまいちな面もあって当に面白くなったのは、二人の路線が完全に決別した『思想地図vol.4』以降。 東浩紀が宇野常寛と組んだ『vol.4』は、学問的なものを捨てて、完全に「評論」に軸足を移したつくりで、村上隆とか山寛とが対談に参加、阿部和重や鹿島田真希が短編を寄せ、さらに宮崎哲弥なんかを入れた対談もあって、完全に

     3冊の『思想地図』 - 西東京日記 IN はてな
    tataki
    tataki 2010/12/23
    紹介されている対談中での東と北田がそれぞれ代理している立場の対立は、これからの主要な構図に思えるだけに、ガチンコで組み合っている若い思想家がいるというこの頼もしい衝撃。
  • 消費を悪と考える「嫌消費」世代が市場で台頭!景気を低迷させかねない“買わない心理”とは

    消費インサイド 今の世の中、いったいどんな商品やサービスが流行っているのか? それを日々ウォッチすることは、ビジネスでヒントを得るためにも重要なこと。世間でにわかに盛り上がっているトレンド、これから盛り上がりそうなトレンドを、様々な分野から選りすぐってご紹介します。 バックナンバー一覧 経済や歴史、世代論などあらゆる観点から「嫌消費」世代を論じた『「嫌消費」世代の研究』(東洋経済新報社・定価1575円)。バブル期に青春を謳歌したビジネスマンにとっては、まさに隔世の感がある 若者がモノを買わなくなった――。最近、時折耳にするフレーズである。ファッションも極力節約し、自動車も買わず、旅行にも行かず、せっせと貯金に励む……そんな若い世代が、消費市場の新しい主役となりつつある。 そんな現象を裏付けるような書籍が、2009年11月に発表されている。「クルマ買うなんて バカじゃないの?」――帯文の

    tataki
    tataki 2010/12/09
    読みべき本用メモ
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