小諸署と県警少年課などは28日、18歳未満の青少年にみだらな行為をしたとして東御市青少年健全育成条例違反(みだらな性行為などの禁止)の疑いで、東御市東部中学校教諭、佐藤享容疑者(35)=上田市芳田=を逮捕した。 県内で同様の条例に「淫行処罰規定」を設けているのは東御市だけ。同署によると、2007年10月に全面施行されて以来、同条例の適用による摘発、逮捕は初めて。 逮捕容疑は昨年5月上旬の夕方、東御市内の駐車場に止めた車の中で、東信地方に住む女子高校生=当時(16)=に、18歳に満たないことを知りながら、みだらな行為をした疑い。金銭のやりとりはなかったという。みだらな行為の具体的な内容は明らかにしていない。同署によると、容疑を認めている。 東御市常田の市東部中学校には午前10時45分ごろ、同署と同課の捜査員6人が家宅捜索に入った。春休み中で、多くの生徒は登校していなかった。捜査員は職員