無機物からできた肥料で、主として肥料の三要素の窒素・リン酸・カリを含んだもの。 ほとんどが人工的に生産されたものだが、植物原料の草木灰(そうもくばい)や、鉱物を原料としたものもある。 ほぼ無臭で、害虫の発生も少ないが、長期間使用すると土壌環境を悪化させる。 水に溶けるとすぐ植物に吸収される速効性肥料(そっこうせいひりょう)で、追肥(ついひ・おいごえ)に使われることが多いが、表面をコーティング加工したり、成分を調整して、有効期間をより長くしたものもある。 ⇔有機質肥料(ゆうきしつひりょう)・有機肥料(ゆうきひりょう)