VIP待遇に戸惑う錦織 「大統領になった気分」 男子テニスの年間成績上位8人による最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルの開幕を9日に控え、初出場する世界ランキング5位の錦織圭が7日、ロンドンの会場で記者会見し、「特別なことしかないので気持ち悪い。大統領になった気分」と、初の晴れ舞台の高揚感を口にした。 専属のドライバーがいたり、支給品に自分の名前が入っていたりするなどの特別待遇に戸惑いつつ、「この雰囲気にのまれず打ち勝つのが第一歩」「僕が良いテニスを貫けば、すべて勝てるかもしれない。自分を信じること」と気を引き締めた。9日のシングルス開幕戦で、昨夏のウィンブルドン選手権覇者、アンディ・マリー(英)と対戦する。(ロンドン=稲垣康介) (朝日新聞社提供) 【関連記事】 錦織圭「ツアーファイナルズ」出場試合をBS朝日で生中継錦織圭、世界ランク5位の快挙 ツアーファイナル「勝てない