※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 夏といえばホラー、という風潮がなくなってから久しい。「クロユリ団地」「劇場霊」といった邦画の大作ホラーは秋口やゴールデンウィークに集中し、海外の大作ホラーは向こうでのハロウィンシーズン、10月に公開されることが多いこともあって日本での公開もそれ以降が中心だ。最近の作品では滝沢秀明主演「こどもつかい」などは夏公開だったが、大人も子どもも楽しめる内容を目指した結果、ホラーからは遠ざかってしまった。 ここにスポッとおさまったのが「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」で知られる細田守の最新作、「未来のミライ」。天下の東宝が放つ文句なしの夏の大作映画であり、全年齢層を対象にしたファミリームービー。しかしその実態は、一言でいえば不気味だ。 (C)2018 スタジオ地図 【あらすじ】とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。あ