日本人が知らない「泥沼」旧ソ連諸国紛争の深層 旧ソ連構成国のアルメニアとアゼルバイジャン両国が始めたナゴルノ・カラバフ地域をめぐる紛争は市民も巻き込み、泥沼化の様相を見せている。ただ、発端は歴史的な経緯も含めて根深い一方、SNSなどを用いたフェイクニュースの拡散など「現代型戦争」の一面もある。大禍となる懸念が拭えないナゴルノ紛争の深層を読み解く。(写真はAP=共同)
正殿付近で実況見分が行われる首里城。奥に御庭とステージが見える(毎日新聞社/アフロ) 那覇市の首里城で主要施設の正殿などが焼失した大火災。今なおよくわかっていないのが、主要防火設備の「放水銃がなぜ、満足に稼働できなったのか」ということだ。各社報道によると「手動の放水銃は火災に伴う熱気のため、消火に当たった警備員が近づけなかったという」としている。前例のない大火とはいえ、火災時にこそ使用できなければいけない放水銃に「人が近づけない」というのはどういうことだったのか。 県は「防火設備は十分」と説明 那覇市消防局は6日、首里城火災に伴う火災原因調査の途中経過報告を発表した。報告書では「5 日には、正殿の北側付近から発見された黒く焼け焦げた電気設備のボックスを開けて、中の調査を行っていますが、現在のところ原因の特定につながるようなものは出てきていません。現在、消防では電気系統の原因が有力と考えてい
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