平成19年度春季・情報処理技術者試験まであと半年。その限られた時間で試験範囲を網羅的に学習し、合格するにはどうしたらいいのか。そこで、『プログラムはなぜ動くのか――知っておきたいプログラミングの基礎知識』(日経BP出版センター刊)の著者で、情報処理技術者試験対策講座の講師も務める矢沢久雄氏、アイテック 教育ソリューション本部 副本部長の石川英樹氏に、合格へ向けた効果的な学習方法を聞いた。 矢沢氏は、「試験はゴールではなく、スタートである」と語る。「試験の合格によって仕事が突然できるようになるわけではありません。しかし、試験に合格し技術の習得を確実にすることは、新しい仕事やその幅を広げるきっかけになります。また、第三者への分かりやすいアピールとなります」(矢沢氏) 次に、同じように勉強しても、試験に合格する人もいれば落ちる人もいる。この差は何に起因するのだろうか。 20年以上ITエンジニアの