(写真:A. チェリー=ガラード、戸井十月訳『世界最悪の旅』小学館、1994年、表紙) みなさん、こんにちは。 (=´∀`)ノ 今回は「山の本、旅の本」です。 前回紹介した本はコチラ⤵ 冒険や探検に興味がある人なら、誰しもが南極点到達を競ったアムンセンとスコットの名を知っているでしょう。 結果、ノルウェーのアムンセンはイギリスのスコットより先に極点に到達。 スコット隊は帰路遭難し、隊長のスコットを含む5名の極点隊は全員が死亡。 残されたスコットの手記は、彼らの壮絶な死の様子と、死に際して隊員達が示した冷静さ、責任感、情愛などが記され、全世界の人々に深く感動を与えました。 (スキーを履いたスコット。ガラード『世界最悪の旅』小学館より。この記事内の他の図、写真も同じ) 『世界最悪の旅』は、探検隊の一員でスコットの遺体捜索にもあたったガラードによる、この悲劇的な探検の記録です。 どういう旅だった