統一地方選のある候補の事務所で、「うどん食べてから帰りまい」と、集まった人たちにうどんが振る舞われていた。えっ、うどん? 法律を読めばお茶や茶菓子しか提供してはいけないように思えるが……。聞けば、うどんが県民食といえる香川では「普通のこと」と言う人も。さてその線引きは? ある議員の運動員の男性は「うどんを振る舞う事務所は多いのではないでしょうか。もとは運動員の食事として用意し、事務所を訪れた人にも勧めてしまうのはごく自然な流れでは。県選管にはうどんを何玉購入したのか報告していますが、玉数の多さを指摘されたことはないようです」と明かす。 この運動員によると、はるか昔には、うどんだけでなく、酒や食事を振る舞う光景も見られたという。だが、社会の風潮が変わり、酒などを出すことは今はなくなった。「けれど、県民食のうどんだけは残っている」と男性はみる。 県選管の担当者は「飲食物の提供のあり方につ