横溝正史著、「悪魔の手毬唄」を読んだ。 中学時代からミステリーが好きで本ばかり読んでいたが、海外ミステリーばかりで、日本のミステリー小説は、赤川次郎以外ほとんど読んだことがなかった。 最近になって、老眼になり文庫本の小さい文字が読みづらくなってきたため、いつかと思っていた文庫本を読み始めている。 横溝正史といえば「八つ墓村」「本陣殺人事件」「獄門島」などが有名だが、映画の影響もあり「悪魔の手毬唄」もなかなか評判が高い。 あらすじ 岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。たまたまここを訪れた金田一耕助は、村に昔から伝わる手毬唄の歌詞どおりに、死体が異様な構図をとらされた殺人事件に遭遇した。現場に残された不思議な暗号はいったい何を表しているのか? 事件の真相を探るうちに、二十年前に迷宮入りになった事件が妖しく浮かび上がってくるが……。戦慄のメロディが予告する連続異常殺人に金田一耕助が挑戦す
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