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ブックマーク / apartment-home.net (1)

  • 認知症のはなし。 | アパートメント

    認知症は「忘れる」病気である。 認知症に病む人たちが体験している世界を、「小林光恵(86)アルツハイマー型認知症。3ヶ月前に特別養護老人ホームに入所し、施設の生活になじめていない」という設定で考えてみた。 ある朝、小林さんは居室から出て辺りを見回しながら廊下をそろりそろりと歩いている。スタッフが「小林さん、おはよう。」と声をかけると、少し驚いた様子で「おはようございます。」と挨拶を返してくる。「朝ごはん用意できましたよ。こちらへどうぞ。」というと「あのね、実はお金持ってないんですけど。」とのこと。「お金は息子の浩之さんからいただいているから大丈夫ですよ。こちらへどうぞ。」と伝えると「浩之が払ったんですか?そうですかぁ。」と不思議そうにしている。堂に案内して事のトレイを置くと「あのね、実はお金持ってないんですけど。」と重ねていうため、「だからお金は息子さんからいただいてますから、どうぞ召

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