昨日の(4)の最後に誤解を与えやすい表現をしてしまったので、訂正しておく。 〈ヒラギノとPr6NはUnicode(あるいはJIS X 0213)ベースで欧文用がデフォルト。StdとProはJIS X 0208ベースで和文用がデフォルトということになる。〉 ではなく、 ヒラギノとPr6Nは与えられたテキストのうち特定の符号位置についてプロポーショナルなCIDを選ぶCmapが、StdとProは全角のCIDを選ぶCmapが設定されている。 というべきだった。 問題はAdobe InDesignの場合、環境設定の組版のところに「CIDベースの文字組みを使用」という項目があり、これがチェックされているかどうかで組版が変わってしまう。 最初の例はPr6Nで文字組みアキ量設定なし。 次にごく一般的なアキ量設定を適用してみる。 「“」「”」が全角の左右中央に来てしまった。実はこれ、和欧文間のアキ量(25%
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