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正義に関するtatsuzawaのブックマーク (6)

  • http://news.9-dream.com/post/818512094/1-2

  • 快傑ズバット 〜長坂秀佳

    『快傑ズバット』(1977年・東映)のあらすじは至ってシンプルだ。 親友を殺された主人公・早川健が犯人に復讐するために旅を続ける。それだけだ。 旅の中で早川は行く先々の悪党を倒して回ることになるので、結果的に『快傑ズバット』は、いわゆる「正義のヒーロー」のフォーマットに準じているように見える。 が、これはそう見えるだけで、実態は180度と言っていいくらいに異なる。 まず主人公の早川健は、「何をやっても日一」というバカバカしくも痛快な看板を掲げている以外は、ただの人間だ。 そのただの人間が、自分で作った強化服「ズバットスーツ」を着込み、自分で作った改造車「ズバッカー」に乗って、悪党どもと戦う。 それもただ、悪党に殺された親友の今際の際の言葉「一緒に戦おう」という約束を守るためだけに、だ。 悪党どもも人間だ。 こいつらはヤクザだったり暴力団だったり、普通にどこの街にでもいる犯罪集団だ。 もち

    快傑ズバット 〜長坂秀佳
  • 人造人間キカイダー(11)最終回「ジローの最期かダーク全滅か!?」〜本当のヒーローになるために〜

    人造人間キカイダー(11)最終回「ジローの最期かダーク全滅か!?」〜本当のヒーローになるために〜
  • 人造人間キカイダー(10)ハカイダーの幼児性 〜悪役か、正義のヒーローか〜

    前回の続き 『人造人間キカイダー』終盤の面白さは、「正義のヒーロー」であるはずのキカイダーよりも、むしろ悪役であるハカイダーのほうが、より一般的な「正義のヒーロー」に近い、という点につきるだろう。 整理すればこうだ。 まずハカイダーは、キカイダーを倒せという単一の命令を受けている。 ハカイダーはキカイダーと戦うことだけが目的なので、それ以外の悪事を働くことはない。 また、ハカイダーは卑劣な行為は嫌っていて、正々堂々とキカイダーを倒すことを望んでいる・・・。 こんなハカイダーと、同時期の「正義のヒーロー」のどこに違いがあるというのか。 例えば『イナズマン』だ。 イナズマンは、バンバの新人類軍団を倒せという単一の命令を受けている(厳密には志願した)。 イナズマンはバンバと戦うことだけが目的なので、それ以外の善行に励むことは特にない。 また、イナズマンは卑劣な行為は嫌っていて、正々堂々とバンバを

    人造人間キカイダー(10)ハカイダーの幼児性 〜悪役か、正義のヒーローか〜
  • 少年漫画における「打ち倒すべき敵」と「他人の尺度で計られること」の差 - ピアノ・ファイア

    ちょっと前に思いついたことですが、「ライバルのいない少年漫画」という軸で見ると、『シャカリキ!』と『放課後ウインド・オーケストラ』はけっこう近い位置で語れない? という話。 シャカリキ! (Vol.1) (ビッグコミックスワイド) 小学館 2000-06 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools放課後ウインド・オーケストラ 1 (ジャンプコミックス) 集英社 2008-07-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 昔、ある人と「ヒーローに敵は必要であるかどうか」という討論をした時に、そうではないヒーローの例として『シャカリキ!』のテルを挙げたことがあって、要は、 「外の世界に試されながら」 「自分自身と戦う」 ……の両方が揃えば少年漫画のヒーローになりうるはずだ、と言えるでしょうか。 放課後WOのセリフで言えば、「(自分を

    少年漫画における「打ち倒すべき敵」と「他人の尺度で計られること」の差 - ピアノ・ファイア
  • 絶叫機械+絶望中止 正義の限界と限界の正義-西森博之『お茶にごす。』への期待

    西森博之の新連載『お茶にごす。』が面白いという話。 単純に代表作『今日から俺は!』の逆バージョンとして原点回帰を感じる作品なんだけれども、そこに前作『道士郎でござる』で描ききれなかった、というか構造的に描けなくなってしまった「限界以降の正義」について描けそうなこのマンガに、私は期待している。 正義には限界がある。戦争マニアが「君の神様と私の神様、正気なのはどっち?」と訊くまでもなく、正義なんて恣意的なものだ。それに、主人公がただ正義正義と叫ぶマンガなんて昔からなかった(石森手塚を持ち上げるわけじゃないけど、理由もなく正義を持ち出す主人公って誰かいたかしら)。 「正義」という言葉が胡散臭いことは、前提条件だ。 だからといって「正義なんてないさ」とうそぶいてばかりでは、マンガは成り立たない。読者が能動的にマンガを読む以上、死ぬことや破壊すること、捨てること、あきらめることは、テーマにこそなれ、

    絶叫機械+絶望中止 正義の限界と限界の正義-西森博之『お茶にごす。』への期待
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