「チリ産養殖サーモン」についてネット上で大論争が巻き起こっている。チリの養殖サーモン“薬漬”の危険な魚で、海洋汚染も招いているという。そこで識者を直撃、現地からの声も交えて徹底検証した!! チリ産サーモンが“薬漬”の危険な魚だと問題になっているが、もう一つ、「海洋汚染」という問題も引き起こしている。養殖場周辺の海洋汚染は年々深刻化しているという。漁業検査官B氏は「チリ政府による規制緩和で、養殖場が閉鎖しにくくなった」と内部告発をする。政府は養殖業者が有利になるように規制を緩くしているというのだ。 「養殖場の水質検査で測定するのは酸素(濃度)とpH。酸素は海底から1m上の場所で測定し、『4mg以上』であることが必要です。pHは堆積物からサンプルを取り、『7以上』でなければならない。この基準以下であれば、養殖場は操業を続けることができない。3年前までは酸素とpHのどちらかが基準を下回っていれば
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