大雅の世界観に浸って、そのまま京阪で寺町にくりだすつもりだった。寺町二条は私の大好きなスポットで、筆屋、紙屋、輸入雑貨屋、ギャラリーが立ち並ぶ。 しかし、大雅展の物販で筆を買ってしまった!催事で熊野筆の一休園さんがきていたのだ。ちょうど面相筆がちびてきて、買いに行かなきゃなー、と思っていた。 小売店を通さないので安くできるんです!悪いものじゃないですよ!わざわざウチの筆を買うお客さんに安かろう悪かろうを売りつけたら自分とこの信用無くすだけですもん! その言葉を半分信じて奉仕品4本セット2800円を買った。疑り深い私はまだ半分疑っていたので期待していなかったが、先は利くのに柔らかさもあり、墨の下りも良い。毛の質が少し荒いかなとも思うが、面相筆は消耗品なのでこの値段ならお値打ちだ。 筆屋に行く用が無くなってしまったので、近隣の智積院へ。博物館からは目と鼻の先である。三十三間堂もおススメだが、博