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2020年1月1日のブックマーク (1件)

  • 巨大数論の面白み ―― 現代思想 「巨大数の世界」 - 世界線航跡蔵

    現代思想 2019年12月号 特集=巨大数の世界 ―アルキメデスからグーゴロジーまで― 作者:鈴木真治,フィッシュ,小林銅蟲,詩野うら出版社/メーカー: 青土社発売日: 2019/11/28メディア: ムック 『現代思想2019年12月号 特集=巨大数の世界』を読んだ。かのフィッシュ氏による巨大数論解説に始まり、巨大基数や組合せ論や、古代ギリシャ以来もしくは仏教における巨大数、巨大数や数学的実体の存在論、永遠についての時間論、はたまたジンバブエドルなどを網羅している。巨大な概念を愛好する向きにはたまらない一冊である。またそれらのトピックが単に巨大であるという理由で任意に集められたわけではなく一定の相互関係を持っている点は注目に値する。 思想史ないし数学史の延長上における巨大数の位置付けは「情報社会にとって『数』とは何か」という大黒岳彦氏の論で述べられていて、これも大変勉強になった。現代の、

    巨大数論の面白み ―― 現代思想 「巨大数の世界」 - 世界線航跡蔵
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    tboffice 2020/01/01