コースの高い所にある、ブラックコイン。タップしてジャンプ。でも、まったく届かない。もう少しでコンプリートするところだったのに。ゴールしたが、納得がいかない、もう一度。 今度は、少し長くタップして、もっと高くジャンプする。それでもまだ届かない。問題は高さだけではない。もう一度。 ブラックコインの近くにブロックが浮いている。そこに向かってジャンプし、今度はブロックをキック。 やっと取れた。 1985年に登場した「スーパーマリオ」シリーズ。その細部まで考え込まれたユーザー体験と、愛嬌のあるキャラクター設定により、ゲーム業界を代表するシリーズとして、30年以上にわたり人々を魅了してきました。そして、「Super Mario Run」は、シリーズで初めて、iPhoneで気軽に楽しめる作品として新境地を切り開きました。 任天堂が、iPhoneに向けた「マリオ」体験をどのように生み出したのか。「Supe