Kaby Lake-S「Core i7-7700K」基礎検証レポート。注目すべきは絶対性能ではなく,電力対性能比だ ライター:米田 聡 カメラマン:佐々木秀二 第7世代Coreプロセッサの製品ボックス 日本時間2017年1月4日,Intelは「Kaby Lake-S」(ケイビーレイクS)という開発コードネームで呼ばれていた,Kaby Lake世代のデスクトップPC向けCPUを第7世代Coreプロセッサとして発表した。 1月4日に発表となったKaby Lakeの製品ラインナップや概要は別記事にまとめているので,参照してもらえればと思うが,Skylake世代と比べて,アーキテクチャ上の変更や改善点のアピールがとくにない点は強調しすぎてもしすぎることはないだろう。 Skylake世代と比べた場合,Kaby Lake世代が持つ最大の特徴は,改良版14nmプロセス技術である「14nm+」を用いて製造