サムスンが全天球カメラ「Gear 360」の新型を発表した。旧型の大きな目玉のようなボディを廃して、ぐっとコンパクトなカメラになった。2つの魚眼レンズを備えるのは旧型と同じだが、レンズ部分がずいぶん小さくなり、それぞれの背後に8.4メガピクセルのセンサが内蔵されている(これは「Galaxy S8」に搭載されたセンサと同じものだ)。これならズボンのポケットにもすんなりと収まりそうだ。 バッテリは、カメラ本体の一部となっているハンドル部分に収められた。バッテリの交換はできなくなったが、内蔵となったことで2K解像度であれば最大2時間の撮影が可能となっており、充電はUSB-Cポートで行う。データの記録媒体は、microSDカードだ。 小さなステータス画面のすぐ上にある前面の録画ボタンは、本体を握ったときに自然に指を置く位置に設けられている。底部には標準的な三脚用のねじ穴があるが、三脚なしで自立させ